be going toとwillの使い分けは、ルールとして教えると急に難しくなります。「前から決めている予定はbe going to、その場で決めたことはwill」——この説明を聞いて頷けても、実際に使い分けられるかは別問題です。このワークシートは、導入と定着ドリルのあとに置く活用の1枚で、使い分けが自然に起こる場面を教室に作ります。週末の予定を聞き合う(予定はもう決まっているからbe going to)、そして友だちの予定を聞いて「いいね、私も行く!」と乗る(今この瞬間に決めたからI'll join you!)。さそいに乗るという行動そのものが、willの意味を体に入れます。
この教材で解決できる悩み
- be going toとwillの使い分けを説明はしたが、生徒が実感を持てていない
- 未来表現の練習が「明日の予定を書く」で終わり、やりとりにならない
- 定着ドリルのあとに置くアウトプット活動を毎回考える時間がない
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(未来表現 be going to / will の学習後。ONE WORLD 2ほか全教科書対応) |
| 形式 | 表=つくる(ゴール→お手本→表現バンク→予定メモ→下書き)/裏=つたえる・ふりかえる(歩き回りインタビュー→自己評価4観点→ふりかえり→発展) |
| 時間 | 25〜35分(帯活動なら2回に分割可) |
| フェーズ | 活用・応用(導入・定着ドリルとセットで一本道になる設計) |
「さそいに乗る」瞬間にwillが生まれる
活動の流れはシンプルです。まず自分の週末の予定をメモし(本当の予定でも「してみたい予定」でもOK)、be going toの文にします。次に教室を歩いて3人にWhat are you going to do this weekend?と聞き、答えをメモ。ここまでは準備した英語です。仕掛けはそのあとで、「いいね」と思った予定にはI'll join you!と乗ってみる(乗れたらハイタッチ)。乗るかどうかはその場で決めるので、この一言だけは準備できません。準備した予定(be going to)と、その場の決定(will)が、1つの活動の中で対比される——使い分けの説明が、体験に変わる瞬間です。
発表で三人称への変換まで
仕上げはグループで「今週末いちばん楽しみな人」を1人発表します。Ken is going to see a movie. I'll join him!——インタビューで聞いたI'mを、発表では is に変換する必要があり、ここで主語と be動詞の一致がもう一度問われます。応用ワークシート共通の流れ(ゴール→お手本→表現バンク→メモ→下書き→やりとり→4観点の自己評価→ふりかえり)で、最後の発展チャレンジには If it rains, I will read books at home. と、次に学ぶ接続詞ifへの橋もかけてあります。
導入・定着との一本道
同じONE WORLD 2の未来表現には定着ドリル(未来表現の定着ドリル)があります。導入→定着→この応用と並べると、形の練習から場面での運用までが一本道になります。週末明けの帯活動でHow was your weekend?(過去形)につなげると、未来→過去の往復で時制の対比も生まれます。当サイトの相談記事(Small Talkが続かない・生徒が英語を書かない)ともテーマがつながる1枚です。