スキット(寸劇)活動が「楽しかったね」で終わるか、力になるかの分かれ目は、パフォーマンステストまで一直線につながっているかです。この教材は、道案内表現(Could you tell me how to get to ~?)のスキットワークシートと、ALTまたは教師と1対1で行うパフォーマンステストの実施要領・評価表をワンセットにしたものです。
この教材で解決できる悩み
- スキット活動の評価が「雰囲気」になってしまう
- パフォーマンステストをやりたいが、待ち時間の生徒の統率と動線が不安
- 道案内表現が「教科書の対話の暗唱」で止まっている
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(BLUE SKY 3 Unit 3) |
| 表現 | Could you tell me how to get to ~? / Turn right at ~. / It's next to ~. |
| 形式 | A4・3ページ(スキットシート+テスト用地図・お題カード+評価表) |
| 所要時間 | 練習1コマ+テスト1コマ(2クラス展開の動線例つき) |
| 準備物 | 地図の拡大印刷(テスト用)、お題カードの裁断 |
ステップ1: 穴埋めスキット(練習コマ)
キーフレーズを確認したら、自分の言葉を入れる空欄が混ざったスキット台本をペアで練習します。
Tourist: Excuse me. Could you tell me how to get to(行きたい場所)? You: Sure. Go straight and turn( )at the( ). Tourist: How long does it take? You: About( )minutes. You can't miss it!
台本のとおり読むだけの生徒も、空欄で必ず「自分の判断」を挟むことになります。シート下部にはスキットのポイントを3つだけ明示します: 場面がわかる演技をする/自然な会話の間で話す/できるだけ相手の目を見る。
自己評価(4段階)
練習の最後に4段階(4よくできた〜1できなかった)で自己評価します。項目は「大きな声で言えた」「相手の目を見て言えた」「演技を入れられた」「ペアで協力できた」の4つ。テスト本番と同じ観点で自己評価させておくのが次のステップへの伏線です。
ステップ2: パフォーマンステスト(テストコマ)
廊下または空き教室で、ALT(観光客役)と1対1のテストを行います。
- 入室してあいさつ
- お題カードを1枚引く(例:「駅から病院までの道を案内する」)
- 教室掲示の地図を使って道案内のやり取り
- 案内が完了したらALTがThank you!/退室
評価の観点(3段階×4観点)
| 観点 | 見るポイント |
|---|---|
| 達成 | 目的地まで案内しきれたか |
| 流暢さ | 詰まらず、会話の間を保てたか |
| 正確さ | 表現・語順が正しく使えたか |
| 態度 | 声・アイコンタクト・日本語を使わない |
観点と基準はテスト前の授業で生徒に公開します。評価表は1人1行のチェック式なので、1人90秒×40人でも記録が追いつきます。
応用
同じ運営フォーマットで、買い物(中1)・電話の応対(中2)・レストランの注文にも展開できます。年3回ほど実施すると、生徒が「話すテストがある教科」として英語を捉えるようになり、日々のペア活動の質が変わります。