過去進行形を本当に理解しているかは、変換問題では分かりません。walk を was walking に直せることと、「花火が始まった瞬間、自分は何をしていたか」を過去進行形で語れることは、別の力です。発展版の大問7は、Leoからの追伸——What were you doing when the fireworks started?——に返信する読んで書く統合問題。瞬間を切り取る文法としての過去進行形を、産出で測ります。
この教材で解決できる悩み
- 上位層向けの問題が「不規則動詞の難しいやつ」になりがちで、思考を測れていない
- 読んで書く統合問題を出したいが、入試過去問は中2の1学期には早すぎる
- 希望者チャレンジ・再テスト用の「同じ範囲のもう一段」がほしい
発展版が変える2つのつまみ
範囲は標準版と同じ(過去形・was/were・過去進行形)のまま、支援と統合だけを変えます。
- 支援を外す——チャットの語群なし。went・won・saw を文脈から自力で取り出します。資料読解は「Leoの2つの希望の両方に応える回り方」を記述で構想する問題に
- 統合を足す——大問7で、Leoの追伸(過去形と過去進行形の質問2つ)を読み取り、3文以上で返信。質問の時制を読み分けて、答えの時制を合わせる——高校入試の英作文の中核技能を、文通という自然な文脈で体験させます
観点比率は50:50(標準版54:46)。中2の1学期から「使える英語」に半分の配点を置く挑戦的な設計ですが、場面がすべて文通と交流会なので、無理な難問ではなく「たくさん伝える」方向の負荷になっています。
3版そろえた運用
基礎版・標準版と同一場面・同一設計です。一斉テストは標準、支援が必要な生徒に基礎、返却後の希望者チャレンジに発展——版をまたいでも解説は1回で済みます。年間の物語は期末版(Leoの来日決定・未来表現の初登場)へ続きます。